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独立行政法人 製品評価技術基盤機構 見学会 報告

 2003.4.8 福祉技術部会

 現在、主に高齢者を中心にした被験者約500名分がデータベースで無料公開中、平成14年度は20歳以上の青壮年を中心に約400名の計測を行い、その結果を合わせて4月にデータをアップデート、更に今後はより使いやすくするためにアップデートされる予定です。

 会議室で人間特性データベースの説明後、計測する部屋で測定法について手でものを操作する際の上肢操作力を計測する装置から順にご説明をしていただきました。

 次の計測部屋では、創意工夫された機器を詳細にご説明いただきました。被験者役が岩田朋巳さん(専門官)、計測者が蛯谷勝司さん(主任)で、様々な測定法を熱演してくださいました。お二人ともユーモアのある方でした。

 さらに別室で岩田さんから福祉用具に関連した事業概要と床ずれの観点からの新たなベッド用マットレスの評価測定法の研究のご説明を受けました。

 当日は、東京以外からのご参加が半数以上(関西から6名)で、皆さん熱心な方々ばかりでした。岩田様(右端)始めセンターの方々のご配慮および年度末にもかかわらずご参加くださった皆様に感謝するとともに、敬意を表します。

文責小野

ページ管理者:産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門 高橋昭彦

最終更新時間:2009年06月19日 21時09分30秒